橋りょう
関門橋
日本の山口県下関市と福岡県北九州市門司区を関門海峡をまたいで結ぶ、1973年(昭和48年)に開通した吊り橋。九州と本州を結ぶ唯一の架け橋です。海峡の下には関門トンネルがあり、自動車はもちろん、無料で歩いて海の下を渡ることができる、歩行者専用のトンネルもあります。人道は全長780m。
ブルーウイングもじ
福岡県北九州市門司港レトロにある全長108m、日本で唯一の歩行者専用はね橋。1993年(平成5年)の完成です。九州の北端にある門司地区は、明治から大正にかけて国際貿易港として繁栄しました。戦後は、大陸貿易の途絶等により衰退していましたが、再開発事業が始まり、にぎわいを取り戻しています。
ファブリキウス橋
2連アーチを持つ、紀元前1世紀に建設された石橋。ローマ市、テヴェレ川に架かる、現在も使用されている橋の中では世界最古の橋。この日は前日に雨が降ったため、川の水量が増えている。歩行者専用の橋で安心して渡れます。左下隅の壊れた石橋は、ロット橋といって文字通りの「壊れた橋」の名を持つ、紀元前2世紀に作られた最古のローマ橋。
頭柱
ファブリキウス橋の四隅に置かれた4つの人の頭を持った石柱の由来は、伝説はいくつかありますが、わかっていません。古代ローマ街道もそうであるのですが、橋といいバシリカといい、現在でも使用可能というところがすごい。古代ローマの建築家は「美しいこと、堅牢であること、機能に優れていること」(『建築について』ウィトルウィクス)を建築における重要な3要素であるといっています。
アイアンブリッジ
イングランド中部、セヴァーン渓谷に1779年、世界で初めて建設された鋳鉄の橋。よく手入れがされていて、現在は歩行者のみがわたることができる。アイアンブリッジからほど近いところにあるコールブルックデール製鉄所で製造された鉄が使われている。日本の明治期、この地域で製造された鉄橋が数多く輸入され、人々の暮らしを支え、産業・文化の発展に貢献しています。
ウォータールー橋 ウェールズ
西暦1815年、ワーテルローの会戦が行われた年に建設された鋳鉄の橋。優雅な曲線を描くアーチが美しい。Betws-y-Coedに来る途中、この橋をバスに乗って渡ったのですが、なんだかゆらゆらと、まるで吊り橋のように左右に揺れているようだった。いつまでこの橋は持ち堪えることができるのだろう。もう二百歳を超えた橋でした。
コンウィ吊橋と鉄道橋
コンウィ川をまたいで左手に見えるのが、コンウィ吊橋で右手に見えるのがコンウィ鉄道橋です。コンウィ吊橋は1826年、土木工学技術者であるトーマス・テルフォードにより建設されました。人と自転車が無料で通ることができます。そして、鉄道橋はロバート・スチーブンソンにより1849年に開通。スチーブンソンは、世界初の旅客鉄道で使用されたロケット号を設計した鉄道技術者です。
Fawr橋
ウェールズ、ランラスト( Llanrwst )の街にあるコンウィ川に1636年にかけられた橋。橋の長さは51mの石橋。トラックやバスも通ってはいるが、渡るのには重量制限がある。周辺の風景ととても調和した美しい橋です。中央部にはプリンスオブウェールズの徽章が刻まれている。
Fawr橋 南側
橋の橋脚には、歩行者のために三角形をした退避場所が設けられており、その先端には日時計が備え付けられている。この橋の300周年を記念したものだという。南側の欄干には、スチュアート王家の紋章が刻まれた石のレリーフが嵌め込まれている。それから、この橋とは関係はないのですが、対岸に高さ2mほどの石板を立てて環状に並べた、直径が約25mのストーンサークルがある。見つけた時はびっくりした。一見の価値あり。
老大橋
安徽省黄山市、明代1536年にかけられた、6つの橋脚を持つ7連の石造アーチ橋。2014年5月の撮影。2020年7月、大雨により大きく損傷したのですが、2021年に修復が終わり、通行が再開。修復後の全長は131.2m、幅は7.53mで、正式な名称は「鎮海橋」といいます。この橋の袂の河岸で、女性たちが洗濯をしています。
呉門橋
呉門橋は当初「新橋」と呼ばれ、北宋時代1084年に建設されました。この京杭大運河にまたがる橋は、何度か破壊と再建、修復を繰り返し、現在の橋は、清の同治年間に再建されたもの。その姿は際立って優美で、運河を進む観光船から見上げる景色もまたすばらしい。歩いて渡るのは傾斜が非常にきつく、欄干も低いのでなかなか大変です。